
人材採用広報
新卒採用、経験者採用ともに、ウェブ上の集合メディアと自社ホームページを連動したバーチャルな情報提供、および会社説明会などのリアルな出会いの場の組み合わせで広報活動をするケースが多くなっています。採用試験の一部をウェブ上で行うなど、応募者の利便性と採用業務の省力化を両立する流れも顕著です。いずれにせよ、自社が必要とする人材を採用するうえで、求める人材像の明確化を重視します。保有するバックグラウンドだけでなく、企業理念やビジョンに共感し得るか否かも確認して、採用可否を検討したいものです。
集合メディア、自社ホームページ、説明会、会社見学等、応募者との複数の接触機会を設けることができるなら、それぞれで伝える内容の役割分担をしておくのが理想的です。特に新卒採用の場合は、時期によって学生の就職活動に対する成熟度が異なるため、それに合わせた情報の選択と露出が効果的です。
人材採用広報も他の広報活動と同様、ターゲットとメディアおよびコンテンツの組み合わせを前提に考えます。従って、ターゲットとなるセグメントが就職先を選ぶに当たってどのような情報を欲しているか等の調査にも手を尽くしたいところです。
なお求める人材像は社内人材に対する期待の表明としても利用できます。人材像を行動基準に落とし込めば、目標管理制度で個人目標の評価をする際にも利用できます。また複数の担当者で採用可否を決める際のガイドラインとなりますので、採用業務の一貫性を維持することができます。
人材採用広報の主要コンテンツ
人材採用広報で募集要項の次によく見かけるのが、社員メッセージのコンテンツです。応募者の関心の高い仕事内容や会社の雰囲気などの情報を伝えるのに最もわかりやすく、また制作しやすいという側面があるからでしょう。その他、人材教育体系やキャリアパスなど、その会社でどのように成長できるのかをある程度想像できるコンテンツも人気があります。採用したいターゲットの属性が定まっている場合は、彼らが必要とする情報に的を絞って掲載するのもひとつの手段です。
人材採用に利用される代表的な集合メディア
リクルートのリクナビ(新卒)、リクナビNEXT(中途)、毎日コミュニケーションズのマイナビ(新卒)、マイナビ転職(中途)、日経HRの日経就職ナビ(新卒)、日経キャリアNET(中途)などが全国を対象にしたウェブ上の集合メディアです。静岡県内では静岡新聞社が提供するしごとのかんづめ、転職のかんづめがあります。かつて隆盛を誇った求人情報誌は多くがその座をウェブに譲り、現在は一部を残すのみとなっています。











